
春から夏にかけて、野鳥のヒナがよく保護されて動物病院にやってきます。
種類はツバメ、スズメが特に多いです。
保護される段階も、まだ毛も生えていないものから、産毛が少々残っているものまで様々です。
ただ一概にいえるのは、保護された野鳥の多くは、無事に巣立つのが難しいという事です。
野鳥はペットではなく、水とごはんさえあれば生きていけるというものではありません。
親鳥から、自然界で生きていくための知識を教えられ、自力で食べ物を手に入れるようになって初めて、野鳥として生きていく事ができます。
怪我をしたり、具合が悪い子が保護されるのは仕方ないかもしれません。
しかし、この時期、それよりも多いのは「誘拐」に近い保護です。
巣立ちかけたヒナは、親鳥に見守られながら地面におりて飛ぶ練習をします。
まだうまくエサもとれませんから、見かねた親がエサを持ってきてくれたりします。
この段階において勘違いして保護してしまうケースが多いです。
「小さなヒナが親に見捨てられてかわいそうだから連れて帰ろう」
とっても気持ちは分かるのですが、ちょっと待ってください。
そのヒナは飛ぶ練習をしていただけではありませんか?
近くに親鳥はいませんか?
親鳥は人がいるために、近くに寄って来れないだけかもしれません。
よくよく状況をふまえた上で、どうすべきか考えてあげてください。
場合によっては、ネコが近くにいるなら、ネコの手が届かない所に移動させてあげるだけでも十分です。
今も病院には、保護されてきたツバメのひながいますが、無事に育ってくれる事を願うばかりです。
動物看護師 大里美和子
- 2014/07/29(火) 13:56:43|
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先日仕事終わりに車へ向かうと、愛車のボンネットに泥が


でもよく見てみると、泥は鳥の足跡でした・・・

笑
暑いので鳥さんも水浴びしたのでしょうね

で、そのまま車のボンネットをお散歩したようです

そして、よく見てみると途中で窓ガラスに上りたかったけれど、滑り落ちてしまったような跡も残っていました

できればきちんと泥を落としてから遊びましょう

といいたいところですが、そのかわいい仕草に免じて許しちゃいました

できれば遊んでるところをみたかったなあ〜。。。
早く家に帰って我が家のぼうやたちと遊んであげよう


獣医師 鈴木慎一
- 2014/07/26(土) 19:18:28|
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先日桜島に行ってきました

フェリーに乗って島に渡るのですが何とそのフェリーは24時間運航なのだそうです

運賃もとても安くてびっくりでした
遠くから見ても素敵でしたが近くで見るととても迫力があってまた違った魅力でした

その桜島で病院猫のあきちゃんにそっくりな猫ちゃんを発見

とっても人懐っこい猫ちゃんでその辺りもあきちゃんにそっくりでした

旅先で思いがけずあきちゃんと出会えたようで幸せな気持ちになりました

動物看護師 中村さやか
- 2014/07/25(金) 13:57:25|
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こんにちは

病院のぱんちょが最高の笑顔を見せてくれました

そもそも動物が笑うのかという事はわかっていませんが…一緒に遊んだりおやつをもらった時などにみせてくれるこの表情は笑っているようにみえますよね?
こんな表情を見るとこっちも笑顔になって幸せな気分になります

ネコちゃんはクールなのでなかなかワンちゃんのような笑顔をみせてくれませんが、ワンちゃんの飼い主さんは犬が笑ってるなと思う事がよくあるのではないでしょうか

犬は叱るとショボンとしますし、褒めたり遊んだりすると身体全体で喜びを表してくれます。実際の所はわかりませんが、この表情は「笑顔」であってほしいなと思います

笑顔が溢れるワン

ライフを送ってほしいですね

動物看護師 星野裕美
- 2014/07/15(火) 13:08:37|
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(http://free-images.gatag.net/tag/shiba-inu Wesl90 より)
こんにちは。
先日、柴犬が熊から飼い主を守るというニュースがありましたね。
良くないニュースが続く中で、心温まるニュースでした。
柴犬は、もともと飼い主への忠誠心が強く、上限関係を大事にする日本犬です。
中型犬に近い体型をしていて、力も強いです。
ですがご高齢の方も多く好んで飼われる人気犬種で、関係さえうまく作れば、優秀な番犬、家庭犬になります。
今回話題になった柴犬さんは、普段は臆病な性格なんだそうです。
それでもしっかりご主人を守ったということは、やはり強い絆で結ばれてたからなんでしょうか・・・
私の実家の柴犬(三代目)は真っ先に逃げるタイプだろうと思います

さてそんな柴犬ですが、日本土着の犬種で気候に適しているため、病気は少ないといわれていました。
ですが、最近は皮膚病、外耳炎等が多いと感じています。
足の裏をなめる、かじる、脱毛が目立つ、頭を振る回数が多い、といったことに気がついたら、一度病院の受診をお勧めします。
また、診察では病気になってしまった場所(足の裏や耳の中)を見なければいけません。
ところが柴犬固有の性格から、それを断固拒否してしまう子が少なくありません。
普段から、できれば子犬の時から、デリケートな部分に触られる練習をしておく事をお勧めします。
長所短所はありますが、柴犬はやはりかっこよくてかわいい犬種だと思います。
関係をうまく築いて、楽しい柴犬ライフを送ってもらえたらと思います。
動物看護師 大里美和子
- 2014/07/05(土) 15:44:27|
- 犬
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