
寺本動物病院は開業45周年を迎えました。
これまで当院をご利用くださいましたクライアントの皆様にお礼を申し上げます。
当院は,各務原市で初の動物病院として昭和49年に開業いたしました。
平成2年に国道21号線を挟んだ向かいの現在の場所に移転し,現在に至ります。
時代とともにペットと家族の関係も随分変わり,世の中において現在ペットは
かつてよりも重要な位置を占めるようになりました。もはやペットという表現がそぐわないと思える
ほどに状況が変わり,一般家庭においてはほとんどのペットが家族の一員として
大切にされているのは皆様ご存知の通りです。
昭和から平成,そしていよいよ4月1日には新元号が発表されます。時代とともに
知識および技術,ならびに設備を積極的にアップデートしながら,今後もより一層
地域の獣医療に貢献できればと考えております。
スタッフ一同,皆様のお役に立てるように頑張りますので宜しくお願い申し上げます。
獣医師 寺本
- 2019/03/28(木) 22:09:57|
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3月の初旬にお花見に行ってきました

2月から咲く早咲きの河津桜という品種でとてもキレイな満開の桜を見る事ができました

私は花粉症なので本来のお花見シーズンを外で楽しむ事が難しいので一足早くお花見を楽しむ事が出来ました

今週に入ってあちこちで桜の開花が発表されましたね!うちのまわりはまだまだのような気がしますが…
お花見シーズンになってワンちゃんとお出かけされる方も多いと思います

ノミダニ予防をしっかりしてお出かけに備えましょう!!
四月に入るといよいよフィラリア予防や狂犬病注射がスタートします。ワンちゃんにとって恐怖の季節ですね

この時期は病院が混雑しやすくご迷惑をおかけする事になってしまうかもしれません…
土日は混雑が予想されます。待ち時間を少なくする為に平日のご来院をおすすめします。また、待ち時間を待合室ではなくおうちの方と静かなお車で待たれる事によってワンちゃんのストレスが減ります。猫ちゃんの飼い主様も同様、春はワンちゃんの来院が多くなります。待合室でワンちゃんの声を聞いたり見たりすると緊張してしまうので、お車で待たれたり別の空いているお部屋を準備させて頂く事もできます

お車で待たれる場合、呼びに伺いますので受付にお声掛けください

動物看護師 星野裕美
- 2019/03/24(日) 21:23:17|
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皆さんも各報道によりご存知のことと思いますが、昨年から県内で散発している豚コレラは依然終息する様子はなく、県外にも拡がりつつあります。先月、豚コレラの感染が確認された恵那市の農場で防疫作業に参加し、普段従事している小動物臨床の仕事とは異なる貴重な経験をしましたのでお伝えしたいと思います。
防疫作業とは簡単にご説明すると、農場で飼養されている豚全頭の殺処分、埋却及び農場内の消毒を行うことです。当該農場は既に豚コレラの感染が確認されていた愛知県豊田市の農場から豚を仕入れており、導入豚に感染の疑いがありました。2月6日早朝に出る導入豚の検査結果が陽性であればその日の午前中から殺処分を開始するという迅速な流れでした。私は2月6日午前5時過ぎに検査結果の連絡を受けて恵那市に向かい、午前中から夕方まで防疫作業に参加しました。
私と同じ時間帯に殺処分に携わっていた作業員は200名前後であったと思いますが、作業員の大半を占めていたのは豚舎内での豚の追い込みや死亡豚の運び出しを行われていた岐阜県職員を主とした地方公務員や自衛隊員の方々であり、獣医師は10名程でした。作業を行った豚舎は育成豚と呼ばれる繁殖に用いられる雌豚が集められており、それらの豚は特に目立った症状を示しておらず、外見上は健常に見えました。私は電気ショックを加えられた豚に薬剤を注射する担当となり、2度の休憩時間以外は追い込みに抵抗する豚の鳴き声を聞きながらひたすら薬剤を注射し、約250頭の殺処分を行いました。死亡豚は数頭ずつフレコンバッグに詰められ、農場敷地内に埋却されていました。そして、私が作業を終えた後も、防疫作業は24時間体制で継続され、結果的に翌日の午後11時30分までに全4300頭の殺処分が終了しました。

殺処分された豚の中には豚コレラに感染していない多くの豚が含まれていたことが推測されますが、ウイルスの拡散防止のためにはその農場で飼養されている全頭の殺処分は避けられません。感染の拡大防止は他の養豚農家を守り、結果的に食料供給の維持に繋がるためです。それを理解した上でも、分娩直後やまだ離乳していないような幼い豚も殺処分の対象となっていたことには特に心が痛みました。
豚コレラの感染に巻き込まれた豚もそうでない豚も産業動物はペットや野生動物とは異なり本来の寿命を全うすることはできません。豚は本来10〜15年間は生きることができる動物ですが、肉豚はわずか6ヶ月齢で屠殺され肉にされてしまいます。普段、スーパーマーケットなどでは肉は既にカットされてパック詰めにされている状態でしか目にしないため、私はその肉が動物の身体の一部であることを忘れがちになります。しかし、今回止むを得ず動物の命を奪う作業を行ったことが、命の犠牲の元に食生活が成り立っていることを再認識するきっかけになりました。
最後に、今回の防疫作業の最前線である悪臭が漂い足場の悪い豚舎内で懸命に作業をして頂いた大勢の方々に感謝したいと思います。
獣医師 舩木
- 2019/03/16(土) 00:00:06|
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暖かくなり過ごしやすい日が続きますね
さて、そろそろ春先定番のノミ・マダニ、フィラリアの予防シーズンが始まります。数ヶ月の間が空きましたが何をどうしたらいいのか覚えていますか?
あれ?と思う事があればいつでもお問い合わせください(*^-^*)
先月、予防についてのセミナーを受けてきました。
その中でマダニの怖さについてお話しようかと思います
まず、マダニがいる場所は草むらです。草むらで思い当たる所と言えば、散歩コース、行楽地など身近に多いのではないでしょうか?
より活発になるのが春と秋の2回。散歩しやすい時期と被りますね
(;つД`)
そんな所でワンちゃん猫ちゃんが通るのをマダニは待ち構えています!!飛んだり跳ねたりしない代わりに皮膚に歯を食い込ませて簡単に落ちないようにしがみつきます。怖いですね(;>_<;)
ここで注意したいのが、お家で見つけても取ろうとしないことです。
マダニは、動物にはもちろん人に害を及ぼすウイルスを媒介します。SFTS (重症熱性血小板減少症候群)と呼ばれるウイルスがありますが、このウイルスは人にも感染します。ここ数年で感染者や死亡者がすでに多数報告されているそうです
さらにマダニの歯は皮膚に食い込んでいるため無理に引っ張ると皮膚の中に歯を残してしまう、またマダニの本体を潰してしまい体液が出てきてしまうおそれがあります。
見つけた場合はご自分で対処せず病院にお越し下さい
事前の予防で生活の中にマダニなどを入れない工夫をしましょ!
動物看護士 池田
- 2019/03/09(土) 13:48:43|
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