寺本動物病院Staff Blog

外耳炎という病気



こんにちは。
最高気温がそろそろ真夏日に差し掛かる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
そろそろ人も犬猫も過ごしにくい季節がやってきますね。

暑くてジメジメした季節には、病院に外耳炎で来院する子がとても多くなります。
外耳炎の原因は、細菌やカビであることが多いです。
症状として、耳を痒がる、耳の中が赤い、臭う、頭を傾けている、頭を振ることが多い、などがあります。
また、柴犬さんなど耳の中が見えにくい子は、耳の後ろをかきむしって脱毛したと病院に来られる方もいます。
多くの場合、耳垢を顕微鏡で見てみると、細菌やカビが増えてしまっています。
これは、ワンちゃんたちからすれば痒いし気持ち悪いし、酷い子だと強い不快感と痛みがあるので、早めの治療が必要になります。

耳の中で増えている雑菌ですが、これらは別にどこかから拾ってきたものではありません。
泥んこ遊びをしてたから、草むらに入っちゃったから、そういったものではなく、もともと正常でも皮膚の表面にいる雑菌が、何かをきっかけに増えてしまうことがほとんどです。
季節の境目の免疫力の低下や、シャンプーの洗い残しで耳の中が湿ったままになってしまったとか、そんな些細なことがきっかけとなります。

治療は基本的に飲み薬か、点耳薬です。
もちろん点耳薬の方が、全身にお薬が行き渡りませんから、体への影響が少ないです。
ですが、外耳炎を患っている子は耳を触られることを嫌がることが多いので、無理せずにその子が受け入れてくれる治療を選択するのがいいと思います。

外耳炎は人ではあまり聞きませんが、わんちゃんではメジャーな病気です。
耳を気にするそぶりがあったら、酷くならないうちに、お早めにご来院くださいね。


動物看護師 立岩美和子
  1. 2016/05/23(月) 12:55:42|
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