
先月のことになりますが、大相撲名古屋場所を観戦してきました。
これまで相撲の観客の中心は、年配の男性が占めていたように思いますが、最近では相撲好きな若い女性(通称「スー女(すーじょ)」)がメディアに取り上げられるなど、じわりじわりと若年層への相撲人気が広がってきているようですね。
SNSによる力士との交流が新たな相撲ファンの獲得に役立っているといわれています。SNSを通じて、勇ましい取組の姿とは異なるリラックスした自然体の力士の姿を目にすることで、そのギャップに心奪われ、相撲という国技をより身近なスポーツに感じることが出来るのだと思います。
人生初の大相撲観戦はかなり見ごたえのあるものでした。力士の命を懸けた戦いを間近で見ることができ、テレビでは伝わらないリアルな音、衝撃、熱を肌で感じ、とても感動しました。そして、普段負けることの少ない白鵬関が負け、座布団が舞うところも見ることが出来ました。
個人的な感想ですが、他のスポーツと異なり、相撲の観客は力士に対してあまりヤジを飛ばさないと思いました。会場はワイワイがやがやと大変にぎやかで様々な声が聞こえてきますが、雑談以外は応援する声だったように思います。
「一生懸命戦う者を決して責めることなく応援だけする」その空間も居心地の良いものでした。
出来れば来年も、観戦したいと思っています。
写真は優勝した日馬富士関の土俵入りです。
獣医師 舩木 大志
- 2016/08/29(月) 01:21:38|
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