寺本動物病院Staff Blog

整形外科実習

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写真は,先日骨折整復の実習を受講した際に使用した人工骨です。
この手の実習セミナーは,話を聞くだけではなく,実際の動物や模型を使用して
トレーニングを行います。
もちろん動物を使用するトレーニングは,外科手術ではなく超音波検査の実習や
リハビリテーションの実習といった,生体を傷つける事が無いものに限られます。

今回のトレーニングは,太ももの骨とすねの骨を想定したものでした。
なんら新しい治療でも何でも無いテクニックですが,骨に打ち込む金属製の
ピンの刺入時や,骨にドリルで穴をあける際などにおける「ちょっとした」,でも
とても大切なコツを再確認しました。

昔は骨折というと,犬も猫も交通事故が一般的な原因であったようです。
屋内での管理が大半になった現在は,室内での転落事故によるものがほとんどです。
また,品種特有の遺伝的な素因により整形外科手術が必要になるケースも多いでしょうか。

普段,特に整形外科手術を行う際にいつも思いますが,言う事を聞いてくれない動物相手の
骨折治療は術後管理の難易度が高く,大変です。
患者本人も大変かもしれないのですが。

ただ,とてもやりがいのある仕事です。
外科に限らずですが,今後もトレーニングは欠かさず行なっていくつもりです。

獣医師 寺本圭志
  1. 2016/11/28(月) 01:06:22|
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