
春の訪れとともに日中は温かくなってきて嬉しい反面、同時に花粉症シーズンの到来も感じます。
写真に写っている内服薬や点眼薬を使い症状の緩和をしていますが、シーズンを通して完全に症状を抑えることは困難です。
花粉症の主な原因がスギ花粉であることは有名ですが、スギ林は、木材資源であると同時に、国土の保全や地球温暖化の防止、水源のかん養等の役割を果たしているため、現在も植林され続けているようです。
花粉生産量の少ない品種があるそうですが、それ以前に植えられているスギの量が多いため、スギの生殖期間を考えると私が生きている間にその効果を実感することはないのかもしれません。
そうなると、医療や医薬品の進歩に期待せざるをえなくなってしまいます。当院においても、アレルギーで治療を続けている患者さんがいるため、少し共感することができます。
獣医師 舩木大志
- 2017/04/02(日) 07:45:11|
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