寺本動物病院Staff Blog

VMAT



近年、震災などの大規模な災害が起きた地域において急増した傷病者の診療をサポートするために医師、看護師及び業務調整員で構成された災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」が活躍しているようです。医療関係者がDMATとして働くためには、指定されている災害指定病院に勤務しながら経験を積み、研修に合格することが必要なようです。
 
災害が起きた地域の自治体、病院等と連携し、迅速に医療体制を整えなければ救える命が減ってしまうため、関係者は事前からかなり綿密に準備や訓練をしてみえることが想像されます。

私自身はこれまで大規模な災害に巻き込まれた経験がなかったため知りませんでしたが、被災地という特殊な状況下で不足する医療サービスを補うための仕組み作りが国を挙げて成されていたことには驚かされました。

さて、災害現場では人だけでなくペットも被災してしまうため、都道府県によってはVMATと呼ばれる動物医療チームが存在し、避難所にいる動物の応急処置、健康相談、被災動物の保護などにあたっています。先日、岡山県で国内8番目のVMATが結成されたとのニュースを拝見しました。

DMATとは異なり国(農林水産省)ではなく日本獣医師会や災害に対し意識の高い各都道府県の獣医師会が主体となって運営されているようですが、国内のどこが被災地になってもおかしくない昨今、VMATが全国的に広がることを願う声もあり、各地で専門的な講習会が行われています。私も機会があれば講演を聞いてみたいと思うニュースでした。


獣医師 船木

  1. 2020/07/18(土) 09:35:18|
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